恋愛リアリティーショーがおもしろい

2025/03/08

かつてバチェラーの盛り上がりに対して斜に構えていた自分も気づけばその道にハマり、バチェラーはもちろんLOVE TRANSIT、ボーイフレンド、LOVE POWER KINGDOM、今日好き、オフラインラブなど様々な作品を楽しく見るようになった。綺麗な景色、続きが気になる演出、人間関係の移り変わり。どの番組もコアとなる要素は似ているもののどれも面白く、エンターテイメントとしてひとつのジャンルを確立している。

「今日好き」は高校生が2泊3日で恋人を作りに行く番組。Abemaの人気番組で4月から月9の枠に移動する。アーカイブを見ているとどれも100万再生を超えており、注目の回は200万再生に至ることもある。Abemaで自分が一番好きなのはラッパーのオーディション番組「ラップスタア」だが、これは人気の回でも20万再生と一桁違う。ラップスタアの番組の素晴らしさを知っているので納得いかない気持ちもあるが、恋愛リアリティーショーというジャンルの強さが窺える。

個人的には番組そのものに加えて、視聴後に友人とあーだこーだ感想を話すのが面白い(Podcastでよく特集をしている)。Xを見ても感想のコメントは非常に多く、クチコミが重要な現代にとてもマッチした形態になっている。インターネットが流行してデマも増え、何を信じれば良いか難しい時代になってきた。人々が求めるのはリアルで、リアリティーショーはそれに近いものを提供してくれる。逆にフィクションのドラマはあまり観なくなった。よっぽど完成度の高い作品は別として、設定が甘かったりすると作り物感を感じて興味を失ってしまう。ドラマなら地面師たちのような実話に基づくもの、あるいは逆にSFに振った想像力を膨らますものに食指が動く。

今はNetflixのオフラインラブを観ている。スタジオMCが令和ロマンだが、くるまの人間観察力が際立っていてとても面白い。いじったり無理やり角度をつけるのではなく、その人を深く観察することで一人ずつの輪郭を浮かび上がらせている。とても面白いので興味のある方はぜひ観てください。


家のネットが安定した

2025/03/07

引っ越してから不安定だったインターネット環境が整った。以前は40分くらいに1回プツりと通信が切れ、会議の途中に一瞬退室したりとストレスフルな環境になっていた。家のネット配線を見直して改善。リビングや仕事部屋でのWiFi環境も滑らかになり、仕事中は有線ケーブルを繋いで仕事をする形で落ち着いた。

通信がたまに切れるだけでそれ以外は普通にネットは使えていたが、もしかしたら切れるかもという警戒に脳内のリソースを10%くらい使っていた気がする。心配事があると目の前のことへの集中力は下がってしまう。切れるのが嫌で大事な会議のときはテザリングをしてスマホのネットワークで仕事していた。あっという間に転送量を使い切り、ギガに高額課金してしまって虚しい気持ちになる。ちなみにネット配線の改善というのは部屋に備え付けのハブにケーブルを差し込むだけ。これがとても分かりにくい位置にあり気づくまで時間がかかったが、終わってみればもっと早くやっておけばよかったという気持ちに溢れている。

インターネットの必須度合いもあがっていると思うし、そろそろ電気・ガス・水道のようにインフラ化して欲しい。でもマンション備え付けのネット回線では速度が出ないのであえて避けるという話も聞く。まずは回線のクオリティを一定にするところからかもしれない。ちなみに引っ越しを機にソフトバンクの10ギガプランを契約した。少し月額費用は上がるが在宅勤務なのでと奮発した形だが、ルーターやLANケーブルの制約もありおそらく恩恵にあずかれてない。プラン見直しの機会があれば1ギガプランに戻したいなと思いつつ、とりあえずは目先のネット環境改善によろこんでいる。


最近の生活雑記 2025年3月

2025/03/06

寒すぎて朝起きれず散歩に出れてない日々が続いていたが、最近は2-3日に一回のペースで外に出られている。気候が穏やかになったのもあるが、趣味のAIラジオで色々試すの面白いのも一因にある。やってるのは技術や社会の話題のキーワードをひとつ挙げて、それを深掘りしたものでラジオ番組を作ってもらうというもの。朝イチでテーマを決めて大体20分くらいのPodcastを作り、それを聴きながら散歩に出かける。技術検証の意味合いもあるのでこれなら外に出る意義が高まる。自分の気になるテーマを自分に合ったレベルで聴けるのは中々面白く、AI時代はパーソナライズの時代だななどと思う。

最近ハマった将棋はぼちぼち続けているが、早くも成長の壁にぶち当たっている。何事も最初はスポンジ状態でどんどん上達して楽しいが、ある程度までくると目が肥えて自分の至らなさが分かってしまい幻滅期に入る。いままさにそんな感じだが、ここを乗り越えた先に楽しい世界があることも知っているので継続したい。幻滅期を越える方法は小難しく考えずただ継続すること。将棋ウォーズというアプリでは1日3回まで対局できるので、毎日3局真剣に打って振り返りをする。目先の勝ち負けより良い内容だったかを重視したい。

プライベートの時間は個人開発をやっていて、最近AI活用が本格化して面白い。自分で書くのではなくチャットで適切に指示できるかのスキルが問われていて変化が楽しい。ただその弊害として最近集中力が細切れになってきている気がする。AIにお願いすると完成するまでに少しだけ待ち時間が生まれる。この時間に他のことを調べたりしてしまい、マルチタスキング状態になって脳が追いつかなくなる。AIに並行で依頼したり、AIへのお願いを管理するようなサービスが今後登場していく気がする。


ひとつのテーマを深く学ぶ

2025/03/05

検索したりAIチャットに聞けばなんでも教えてもらえる時代だが、ちゃんと理解するためには今でも時間をかけて学ぶ必要がある。例えば最近「MCP」というものを調べていた。これはAIが他のツール(チャットやカレンダーなど)と連携する仕組みをまとめたもので、概念としては新しい。AIに聞けば分かったような気になれるが、本当に理解するには大元のドキュメントを読み、自分で手を動かして何ができるのかを確認する。時間をかけて向き合うことが求められる。

時間をかけて学ぶ必要があるのは変わらないが、向き合うための手段は増えている。例えば今回MCPについて調べるとき、MCPについての記事をAIに渡して20分程度のラジオにしてもらい、散歩しながらそれを聞いて最初のキャッチアップとした。手を動かすときもゼロから自分でコードを書いたりはせず、AIと会話のラリーをしながらプログラミングを進めた。学んだ内容をブログ記事などにまとめる場合も、実際文章を書くのはAIで自分は方向性やトピックをナビゲートするだけで良い。いろんな角度からChatGPTに聞くこともできるし、アプローチする手段は増えている。自分好みの方法を探したら良い。

ただし、じっくり腰を据えること自体の難易度はあがっている。スマホでAIに聞けばすぐ分かった気になれる時代に、机に座って2時間調べ続けるのは難しい。XのバズポストやYouTubeショートに慣れ切った私たちの集中力はどんどん短くなっている。腰を据えて調べていくとき、「Deep Diveするぞ」と自分に宣言して机に向かう。Deep Diveは深く掘り下げるという意味。AppleがiOSの新機能を発表するときによく使っていたフレーズで、なんとなく気に入っていて最近よく使う。何でもすぐ回答がもらえる時代に非効率な気もするが、根本的な部分を理解しているのが結局早いことを信じたい。


日記を194日間続けて書いている

2025/03/04

毎日日記を書いて公開するというのを8月に初め、今日で194日目らしい。その時に考えていたことや面白かった本の紹介など内容に一貫性はないが、自分の脳内をダラダラ書くというトライなのでそれは良いとする。書きたくてメモしていたテーマはほとんど使い果たし、いまは何を書くかその日その場で考えることも多い。ライターをやっていた友人曰くネタがなくなってからが勝負とのこと。確かに明確に書くものがないと自分の内面を絞り出して書くので、書きながら新しい発見があったりしてそれは面白い。

最近は読書よりもAIを試すのが面白く、余暇の時間もプラグラミングに当てている割合が多い。そうなるとAIがすごいとかAIでこんなことをできるとか、本人にとっては感動でも触ってない人からするとまったく共感できない謎の日記を書き続けてしまう。でも時代の変わり目にいるとは思うので、それをこうして記録に残せるのは少し面白い。コロナ禍のとき、友人とやってるPodcastで「今話してる内容はあとで振り返ると面白いよね」と言いながら当時の生活の変化を色々と話していた。まだコロナは記憶に新しいので振り返ってはいないが、そうして変曲点を書き留めることには意味がある気がする。

AIでいうと、自分のことを理解してもらうためには自分にまつわる情報が必要になる。Xでもブログでもソースコードでも何でも良いが、AIにインプットできる自分の表現を用意しておくと将来的に面白いことができそうだ。AIアシスタントに教えてベストなサポートをしてもらうのか、自分の分身を作って並列で作業を進めるのか分からないが、自分好みにチューニングしたい気持ちは必ず生まれる。このサイトでもデザインや個人開発についての意見をつらつら書いているが、そういう箇条書きでは表しにくいニュアンスを読み取ってもらえると自分のことを理解してもらいやすくなる。