個人開発の状況を振り返る

2026/01/03

年末に2025年に読んだ本のまとめを書いたところ友人が読んでくれ、それならこれも良いのではと数冊オススメ本を教えてくれた。ありがたい。自分のことを書くとこういう嬉しいことがたまにある。早速ポチったので到着が楽しみ。

最近は個人開発のエコシステムについて調べている。個人開発はここ数年かなりの盛り上がりを見せており、現在ではいろんなアプリ・Webサービスが乱立している。個人開発で食べていけてる人の多くはこのブームより以前から開発をしている。

最近のサービスはどれもクオリティが高く、個人でそこまで作り込むのはなかなかハードルが高い。5年前くらいならそれなりのデザインでもユニークさがあれば受け入れられた。そうしてユーザーを獲得した開発者たちは、要望に応えてさらに便利に磨いていくことで自分たちのファンを確立した。

さて、自分はもう15年くらい個人開発をやっているが、こうしたファンを確立できているアプリはほとんどない。いくつかのアプリはスマッシュヒットしたが、その規模を大きくするところに興味を持てなかったのが正直なところ。規模を大きくする過程で自分がユーザーのアプリじゃなくなるタイミングが来る。例えば自分はこうしたいけど、ユーザーから反発があるからやめておこう、みたいな判断。自分の思う便利にこだわりすぎたことがブレーキの一因となったと思う。

振り返って反省したところで、じゃあどうするか?この個人開発の早期参入のメリットと同じことが、今後AIでも起きていくと思う。なのでAI開発にかける時間を増やそうとフリーランスになった。方向性は定めたので、あとはやるだけである。

ちなみに個人開発のビジネス化に興味を持てなかったのは、会社で働くことを嫌だと思ったことがなかったというのも理由としてある。色んな人と交流するのは楽しいし、社会問題を解決するようなサービスは会社にいてこそ作れると思っていた。その考えも悪くはなくて、会社にいたからこそ出会えた人もいるし、勉強会の主催や海外登壇など貴重な経験もたくさんさせてもらった。

その時々で興味があることをやりたいというのは昔からある。勉強会、個人アプリ、登壇、機械学習、チーム開発、プロダクトマネージャー、文章、再び個人アプリ。前進してればテーマはなんでもいい。情熱をなにかに注げることが一番喜ばしい。