作家性を出す
2025/11/14
SNS上の知り合いの方がnoteで「作家性が滲み出るまでプロダクトを磨き込むのが目標」だと書いていて、作家性という言葉は良いなと思った。確かに良いものを作ってるエンジニアのプロダクトには「その人らしさ」がある。それはコンセプトやデザインへのこだわりの一貫性によって生まれている気がする。
ただ、作家性があれば世の中から評価されるかというとそれはまた別な気もする。小説家の中に売れない作家がいるように、独自の芸風はあるが日の目を浴びない芸人がいるように、自分の軸があるのと他者から評価されるのは一致はしてない。
さて、自分はというと、自分の軸を持つことよりは誰かの役に立つものを作っているのが楽しい。でもその課題を「見事に」解決したいモチベーションもあり、そうなると作家性も必要だと思っている。
技術的にはWebでもアプリでもひと通りものは作れるようになってきたが、それはまだ「作れる」レベル。「こだわれる」くらいに技術を伸ばすことは、短期的な目標として掲げてもよさそうだ。