日記を314日連続で書いている

2025/07/03

日記を314日連続で書いている。これが315日目。その日思いついたことを書いてるので正確には日記では無いし、生活リズムが乱れまくって朝5時に前日分を書いたりもしているが、毎日続けられているという点で自分を褒めたい。坂口恭平さんの「継続するコツ」を読んでスタートし、1年続けることを目標にやってきたがそれもあと2ヵ月を切っている。大きく体調を崩すことなく続けれていることがうれしい。

今のインターネットでは文章を書く場所はいろいろあるが、どれも何かを発信しないといけない雰囲気がある。はてなブログやnote、技術記事ならZenn。書き心地は良いけどバズったり全然読まれなかったり、自分の書いたコンテンツが「評価」されてしまうのが少し気持ち悪い。好きなことを書いて置いておく場所が必要。「しずかなインターネット」がそのコンセプトピッタリなので自分でブログを作るのが大変という方にはおすすめしたい。私はエンジニアでデザインを考えたりするのも好きなので自分で作っている。

自分のポータル的な場所が欲しいというのもある。noteやZennに記事を書いたり、アプリやWebサービスを公開しているがそれをまとめる場所がない。ポートフォリオサイトみたいなのを作るには重すぎるし、Bentoのようなリンク集でもいいけど一言添えたかったりする。このブログに「About」みたいなページを作ってそこに足していくのがちょうど良く感じる。そこからの流入を期待するわけではなく、自己紹介がURL渡して完結したら便利だなというくらいの感想。

自作のコンテンツがあるのはAIの実験場としても地味に役立っている。例えばAIライティングといってAIに自分の文法に似せて文章を作ってもらう手法があるが、自分の書いたテキストがたくさんあるとどんなもんか試しやすい。自分が大事にしていることをよく書いてるので、1年分の日記をAIに渡したら自分の分身を作れそうな気もする。こういうのは書き始めた時には考えてなかった効果。とはいえAIが書いた文章をそのまま投稿することはなく、結局自分でほとんど書き直している。この日記には目的がない。目的がある文章はガイドしやすいが気ままな文章は書くことそれ自体に意味がある。AIが人間より100倍早く書けたとしても、人間が書く文章は生まれ続けると思われる。