ずっと頭を抱えて迷ってるくらいなら
作りたいアプリのアイデアがあって悩んでいる。ここ数日似たようなアプリを調べはじめた。AppStoreを眺めたり検索してみたりして、似たようなコンセプトのものがすでにあったけどそれでも作りたい。仕事でやるなら市場規模とか、競合との差が何かとかを真剣に考えないといけない。でも趣味なら別にまったく同じものを作ってもいい。作る最中が楽しいから。
しかし最近はリリース済みのタスク管理サービスの改善を頑張っている。サービスを伸ばすのはリリースしてからの方が大変。開発と広報の両方をやらないといけないから。そして良い機能を作れたら広報にレバレッジが効く。新しい機能がワクワクするものであれば広報にかけた労力は何倍にもなって返ってくる。
「選択と集中」という言葉はズルいと前職の先輩が昔言っていた。それは「集中」して「選択」するから実質同じことを言っている、と。正しくは「選択と取捨」とすべきで、何かを選ぶなら何かを捨てるのが真のフォーカスということだった。いろいろ考えると今フォーカスすべきはタスク管理サービスなことは間違いない。そうなると今作りたいアイデアはすべて温存してないといけないのかな?起業したてのスタートアップの社長がいきなり副業を始めたら確かに社員は不安になりそうだ。自分は起業とかではないけど、どういう立ち位置?こんな感じがグルグルと頭の中を回っているのが最近。
急にアプリを作りたくなった理由はシンプルで、新しいiPhoneを買ったからである。iPhone 17 Pro。昔モバイルアプリ開発をしていたので、今AIを使うとそれがどれだけ楽になってるか試したいという気持ちもある。ずっと頭を抱えて迷ってるくらいならサッと作ってみればいいのかもしれない。でもそうやって作ってると持ち物が多くなって動きづらくなるし…などとまた考えはじめてしまう。
寄り道した方が結局目的地に近いなんてことがあるんだろうか?というかそもそも目的地があるんだろうか?道を行くことそのものが目的なら、寄り道を楽しむことはむしろ素晴らしいことのようにも思える。