情報じゃなく経験をアウトプットする
2025/07/22
検索すれば情報が手に入り、AIで好きな形に変形できる世の中で何を書くか。情報を書くのは自分でも他人でも変わらない。そうではなく実際に手を動かして経験し、学んだことをアウトプットする。触ってみて何を感じたか?経験は常にユニークになる。
実際は情報にも価値がある場合もある。それはいち早く日本語でまとめて出したとか、その分野に詳しい人が大事なポイントをまとめてるとか、そういう場合には読み手にとって有用になる。しかしそれは大抵スピード勝負になるため忙しい。経験であれば世間から出遅れていてもいい。少し遅れたタイミングで触って思ったこと、という経験として十分意味がある。
同じ技術でも人によって感じ方、活用方法はまるで違い。ある人にとって救いとなる技術が、ある人には自分の仕事が奪われる脅威となるかもしれない。その自分の感じ方をただシェアする。いろんな人がアウトプットしているものを総合することで多角的に物事を捉えることができる。
インターネットの好きな点のひとつが共有のハードルがとても低いこと。デマの拡散など負の側面もあるが、それは自身の体験ではなく伝聞した情報をアウトプットして問題になっている場合が多い。自分の体験を話すことは常に一次情報。そういう体験記がこれからさらに重要になってくると思う。