麻雀分析AIが面白い
2025/05/26
オンラインで麻雀ができる「じゃんたま」というサービスを遊んでいる。少し前まで将棋に熱中していたが、将棋ではAIが棋譜を解析してくれ、盤面の評価値をグラフにしてくれるというのがあった。自分が有利ならプラス、相手が有利なら評価値はマイナスになる。下手な一手を指すとグラフは急降下する。大きく傾きが変わる箇所に注目し、AIはどこが最善手と思っているかを学ぶと次に活きるという勉強法だ。
こういうAIによる振り返りができないか調べてみたところ、ちょうど今年の頭に「MAKA」というAIがリリースされていた。これは自分の牌譜を読み込ませると分析してくれ、局面を総合してAIならどのアクションを取るかを押してくれるもの。自分の手番で何を切るか、ポンやチーができるときに動くかどうか。自分の判断とAIの最善手が違う場面にポンポンと飛んでいくこともできてUIも素晴らしい。その一局の総合評価もA-やB+のような形で算出され、対局者の総合評価とあわせて自分がどうだったのか振り返れるようになっている。
これがまさに求めていた機能で、気付いてからは毎回AIに分析してもらうことにしている。自分は中級者の下ぐらいのレベルだと思うが、明らかなミスなどもたまにしているのがちゃんとフィードバックされて面白い。麻雀は運の要素も高く下手でも勝ててしまう時がある。その逆の負けが続く場合は気持ちも落ちるが、AIと分析しているとやるべきことは出来ていたな、と区切りをつけることができる。壁打ちして振り返ることで気が楽になる。これは麻雀や将棋だけでなくいろんなところで役立つものだと思う。仕事で失敗したときや家族と喧嘩したときなど、AIが寄り添ってもらえれば楽になれそうだ。