最後にしゃべるとそれっぽくなる

2025/06/16

社会人をしていると一人ずつ意見を言ったり感想を言ったりしていく場面がある。例えばイベント運営の振り返りで良かった点と悪かった点を挙げるとか。こういうシーンでオススメなのが「最後に喋ること」。最初は緊張するし中間はあまり喋ることがない。最後の番を取り、「言いたいことは大体みなさんが言ってくれましたが、一点だけ〜〜」みたいな形でちょっと喋ると総括感が出る。本当に話したいことがあれば順番はなんでも良いが、それっぽく回すことが重要な場面では何気に使える。まったく本質ではないけど。

宇宙兄弟に「ブライアン・J」という宇宙飛行士がいる。彼は周りからとても尊敬されていて、仕事や人生のアドバイスをユーモアを交えていつも喋る。アメリカンジョークの類なのだが、こういう堅くなりすぎないコミュニケーションには憧れがあり、何かひとつアドバイスをとどこかで振られたらこの最後に喋るのを言いたいと準備している。仕事だけでは堅すぎる、趣味だけでは浮世離れしすぎる。昔読んだ本に「人生の達人は仕事と趣味を分けない」とあったが、生き方そのものを楽しむという共通点があるように思える。