猫屋敷

2026/01/16

昔、実家の隣の家が猫屋敷だった。たしか自分がまだ小学生の頃。おそらく飼い猫ではなく野良猫に餌をあげてるうちに集まるようになった、みたいな形態だと思う。毎日ミャーミャーと声が聞こえていた。

それだけ猫が集まると猫屋敷だけでは捌けず、何匹かは隣であるウチにもよく遊びに来ていた。軒先でちょっとしたオヤツをあげた。動物嫌いの父がいてペットは飼えなかったので、そのちょっとした触れ合いがとても嬉しかった。

子供の頃に初めて自分で買った漫画が「ワイルドハーフ」で、これは人間と犬が一緒に活躍する漫画だった。その中のエピソードのひとつに、自分が生まれたのと同じタイミングで飼った犬がいて、一緒に成長して助け合ってきたという話があった。幼少期はこれに憧れを抱いていた。

母方のおばあちゃん家では柴犬を飼っていて、正月やお盆に行くと会えるのが楽しみだった。道中でペットショップに寄って美味しいご飯やオヤツをお土産として買ったり、二人で一緒に散歩に出かけたりして嬉しかった。

将来的に動物を飼いたいという気持ちがあるが、住む家や現実的な判断(旅行に行きづらくなるとか)でどうなるか分からない。でも言葉を交わせない、でも通じ合える存在が家にいることはとても尊いことな気がしている。