AIならではの体験を
2025/11/16
いろいろと最新の状況をインプットすべく、OpenAIやGeminiのドキュメントを読み込む。当たり前だが1年前よりもできることは増えている。開発者向けにもほとんどの機能が開放されていて、作りたいものもいくつか見えてきた。
技術交流サイトではCodexやClaude Codeなどの「どう作るか」の話題が良く盛り上がる。エンジニアにとっては日々の仕事で使うツールなので当然だが、そこはみんな遅かれ早かれ追従するので差別ポイントにはなりにくい。自分が注目しているのは「何を作るか」の部分。
AI時代ならではの体験がこれから世に出てくる。願わくばそのひとつを自分で作ってみたい。少なくとも考えたり、リリースしてチャレンジしてみたい。既存の事業だとどうしても今のビジネスを改善する方向に力学が働く(その方がユーザーが喜ぶから)。既存のものに+AIする方向では価値が矮小化される。AIが前提の「AI+」の世界で物事を考えたい。
Appleのドキュメントも読む。AppleはAI分野では出遅れてると言われるが、デバイス上で動くAIの活用では頑張っている。サーバー通信しないのでセキュリティ的に安全、オフラインでも使える、レスポンスが高速などというメリットがある。ただしモデルの賢さは低くなるので、思い描いたユースケースを満たせるかは検証が必要になる。