マインドマップで整理する

2024/10/24

何かを整理したいとき、マインドマップで書き出すのが良い。中央に関心事の大きなテーマを書き、そこから派生する要素を書き出して繋げていく。書き方にルールはないと思うが、各項目を円で囲い、関連する円同士を直線でつなげていくのが私の基本スタイル。仕事の要件でもプライベートの悩みでも、「生活で大事にしたいこと」といった大きなテーマでもマインドマップは使える。頭の中を書き出すのに優れたツールだ。

書き出すときはノートに手書きで行う。順序なく思いついたものを全部書き出し、関連がありそうなところに繋げまくる。自分にとって大事なものは大きな円で、些細なことは小さな円で書く。関連がなさそうで実はあるよな、ということは点線で表現したりする。これを滑らかにできるデジタルツールにはまだ出会えていない。MiroやFigmaなどのサービスでも似た機能は提供されているが、一度マウスやキーボードの操作に気を使う必要があり頭のなかを書き出す作業にとってはノイズになる。Notionで箇条書きに出すのも悪くはないが、好き勝手に要素を配置できることが大事。手書きだとその時のコンディションによって文字の書き方も変わってきたりするので、それも含めて頭のなかを書き出すことになる。

以前よく行っていたコワーキングスペースで、マインドマップを推し続けている人がいた。その人は後輩らしき人物に何を相談されても「マインドマップ書いた?」と返していた。今日ランチどこ行きますか?みたいなカジュアルな話でもマインドマップを薦めていたのでさすがに違う回答あるやろと内心ツッコンだりしつつ、マインドマップって色んなシーンで汎用的に使えるな、などと考えたりもした。

心の中のモヤモヤは書き出すとスッキリする。言語化して悩みと直面するのが怖い気持ちもあるが、実は苦しいのは「なんかイヤだな」という正体不明の気分だったりするので、自分が嫌に感じている要素が明確になると悩みはマシになる。悩みの要因に対して具体的にとれる対策があればやれば良いし、特にない場合でも自分はこれを嫌に思っているんだな、と認識できればそれで十分。頭の中の整理にマインドマップというフォーマットは使いやすい。